この記事は、Opensea(オープンシー)でNFTアートを購入してみたい、初心者に向けて解説しています。
NFTを初めて買うので「失敗したくない!」、初心者ほどそう思いますよね。
安心してください、この記事では実際に僕が購入したり、入札したりしている様子を画像付きで紹介していきます。
一緒に手順通りやっていきましょう!
せっかく用意してきたETH(イーサリアム)を、買い方や操作方法を間違って無くしたら最悪ですよね?
失敗しない購入方法をマスターして、OpenseaでNFTアートを楽しみましょう!
【入門】OpenseaでNFTアートを購入する方法<失敗しない買い方!>
では入門編の<失敗しない買い方>の開始です。
OpenseaでNFTアートを購入する方法を覚えましょう。
OpenseaでNFTアートを購入する方法:検索方法は?
OpenseaでNFTアートの検索方法は、大きく分けて2つです。
すでに知っているNFTコレクション名ならば、検索窓から探せます。
「青バッジに白いチェックーク」は、Openseaが公式で認証したもの。
名実ともに最高峰のNFTと思ってください。
Statsは売上高や購入者数などから算出された、TOPコレクションが見れます。
最新のOpenseaの”流行”はここから見つければOK。
気になるNFTコレクションをクリックしたら、個別でNFT作品が出てきます。
この時にもさらなる検索フィルターが役立ちます。
画面右中央には「Price: Low to High」があり、値段の安いもの順の表示や、最近リストアップされた新作順などで切り替え表示か可能。
画面左側と下には「Buy Now」「Chains」などのフィルターも。
これらで、さらに絞れるのでとても便利です。
Buy Now | 固定価格で売りに出されていてるNFT |
---|---|
On Auction | オークション販売中のNFT |
New | 最近Openseaに追加されたNFT |
Has Offers | 購入オファーがきているNFT |
Chains | NFTが販売されているネットワークのこと |
Openseaはブロックチェーンと呼ばれる、改ざんができない新テクノロジーの上に置かれているサービスです。ブロックチェーンにもいくつもの種類があって、Openseaでは主にイーサリアムネットワークと、Polygonネットワークがメインです。欲しいNFT作品がどの”Chain”(ネットワーク)で販売されているかは、とても重要です。
欲しいNFTがPolygonネットワークで販売されていたら、Polygonネットワーク設定をMetamaskに追加して、Polygon用のETH(イーサリアム)も用意しておかないといけません。
OpenseaでNFTアートを購入する方法:固定価格で買う
OpenseaでNFTアートを購入する方法で、もっとも一般的なのが「固定価格」で買うこと。
シンプルに販売者が「〇〇ETHで売ります」とリストアップ。
つまり、指定された価格を持っていればすぐに買えます。
「Buy Now」→「NFTの詳細情報、下にチェックを入れる」
「Confirm checkout」→「Metamaskでガス代を支払う」が基本の流れです。
取引処理が行われると、この表示が出る。
これで完了。
正式に自分ものになりました。
「アイコン」→「Profile」→「Collected」で購入したNFTが確認できます。
Openseaはデータ反映にやや時間がかかるので、ブラウザの更新ボタンなども押してみましょう。
固定価格で買う場合、NFT販売価格とは別で、Metamaskでガス代(手数料)が発生します。
これはOpenseaに支払っているのではなく、ブロックチェーン上の取引に必ず必要な、Metamaskの処理でかかる手数料です。
OpenseaでNFTアートを購入する方法:オファーを出す
OpenseaでNFTアートを購入する方法の1つに、オファー(Make offer)があります。
この2つの状態のNFTに対して、オファーができます。
固定価格が高い場合、あるいは、売れ残ってるな?と”感じ取った”場合、「この金額なら買うけど!」と提示できます。
「Make offer」→「希望価格の入力」→「Convert ETH」に進みます。
ここで一手間必要なのですが、オファーやオークションで使用する通貨は、なんと「ETH(黒)」から「WETH(ピンク)」にコンバートしなくてはいけないのです!
同じ価値なのですが、購入方法が変わるだけで変換しないといけません。
さらにこれにはMetamaskを使って取引するので、ガス代(トランザクション手数料)が別途かかります。

Metamaskに接続して「次へ」

変換する量のETHを入力し「WETH」を選択→「ラップ」へ。

ガス代を支払います。
「←」で前の画面に戻ると、WETHの量が増えていて、希望価格を入力できるようになっているハズです。
「Make Offer」で次へ。


コンバートしたWETHにアクセスして利用するために、またガス代。
これは初めてオファー購入をする場合のみ、初回1回限りです。

最後に「署名」を通してこれで完了です!

「Offers」にもちゃんと、自分の提示価格が反映されました。
売り手が承認してくれれば売買成立となります。
- ETH→WETHへのコンバートでガス代が発生する
- 初めてのオファーは、Metamask承認でガス代が発生する
- 2回目以降はオファーを出すのはガス代は発生しない
- オファーをキャンセルする時は、ガス代が発生する
- オファーが承認された場合は、ガス代はかからない
- オファー不成立の場合は、WETHが戻ってくる
OpenseaでNFTアートを購入する方法:オークションで買う
OpenseaでNFTアートを購入する方法の3つめが、「オークション」(Place bid)で買う方法です。
さらにオークションには2種類あり、「イングリッシュ形式」と「ダッチ形式」があります。
イングリッシュ形式 |
|
---|---|
ダッチ形式 |
|
ほとんどが「イングリッシュ形式」なので、その方法を見ていきましょう。
オークションでは売り手は「Minimum bid」という、最低入札価格を設定しているので、その金額以上(含む)を入力します。
「Place bid」→「金額入力」→(WETHがなければコンバート)→「Metamaskで署名」
このタイミングで初めてコンバートする方は、ここでガス代が発生します。


これでオークション入札完了です。
「offers」のところに、次の画像のように表示されればOKです。

オークション期間終了までに、1ETH以上で一番の高値を付けた人が自動的に落札。
延長はなし。
逆に、最高が1ETH未満なら締め切り間近の入札だと、10分延長がおこる。
終了後、出品者が入札者を選べる仕組みになっています。(だいたい、最高値の人に売るのが普通)
- オークション入札自体は、ガス代はかかりません
- オークション入札のキャンセルは、ガス代がかかります
- 落札できなかったら、WETHは戻ってくる
【入門】OpenseaでNFTアートを購入する方法<失敗しないコツ!>

OpenseaでNFTアートを購入する方法が分かったところで、失敗しないコツもお伝えしておきます。
OpenseaのNFTアート購入で失敗しないコツ:①買う前にNFTの詳細を見る
OpenseaのNFTアート購入で失敗しないコツの1つ目は、「買う前にNFTの詳細を見る」です。
Openseaは巨大なNFTマーケットプレイスです。
本物そっくりの”ニセモノ”が紛れ込んでることもしばしば。
「大好きなアーティストさんの作品だ!」と、コレクション名と作品の見た目だけで判断すると、ニセモノを買わされるハメに。
偽アカ乱立はおにぎりまんさんがついに世界的に認知されたということでよろしいでしょうか😂
早くおにぎりまんさんのコレクションに公式マークがつきますように🙏 https://t.co/9D0Ab2JTdT— Dice-K.eth|7 Samurai (@DiceK_NFT) December 9, 2021
すぐに買わずに、本人のTwitterなどのリンクから飛んで、本物のコレクション作品か確認しよう!コレクション名のフェイクも巧妙で「ハイフン」や「スペース」が微妙に違ったり、「大文字」「小文字」で似せていたりするので要注意!
OpenseaのNFTアート購入で失敗しないコツ:②ガス代が安い時間帯で買う
OpenseaのNFTアート購入で失敗しないコツの2つ目は、「ガス代が安い時間に買う」です。
Openseaでは取引を行うとMetamaskが起動して、取引記録処理のために手数料(ガス代)を要求してきます。

これはOpenseaが設定している費用ではなく、どうしても必要な手数料となります。
そしてガス代は「時価」です。
世界中の人が、1つのブロックチェーンネットワークで、集中して取引処理を行うことによって、渋滞が起きガス代の高騰を引き起こします。
これはどうしようもないので、少しでも安い時間を狙って、Openseaで買い物をするようにしましょう。
そこで便利な確認方法があります。
まずは「ethereumprice」。


ガス代価格の推移と混み具合がグラフで表示されるので、一発で区別ができます。
自動で日本時間表示なので、比較的「昼過ぎから夕方まで」が安いように判断できますね。
もう1つが「ETH GAS STATION」です。

「Gas Price (legacy):〇〇」に注目。
- ~50:安い
- 100~150:標準
- 150~:高い
※2022年1月時点です
これも参考になります。
人気のNFTの販売や、De-Fiでの取引が活発になったりすると、しばらく高騰する時期があります。
余裕があるなら、待ってみるのもいいでしょう。
OpenseaのNFTアート購入で失敗しないコツ:③ガス代が安い時間帯でWETHを用意しておく

OpenseaのNFTアート購入で失敗しないコツの3つ目が、「ガス代が安い時間帯でWETHを用意しておく」です。
先ほどのガス代が安い時間帯に、「オファー&オークション入札」用に、あらかじめETH→WETHのコンバートを済ませておくのです。
前章で紹介してきたOpenseaでのコンバート方法でもいいですし、直接「Uniswap」で交換してきても良いです。
「今後、オークションで狙いたいNFTがある!」という場合は、計画的に用意をしておきましょう。
【まとめ】OpenseaでNFTアートを購入する方法<失敗しない買い方!>

- Openseaには3つの購入方法がある
- 固定価格、オファー、オークション
- NFT価格とは別でガス代がかかる
- オファー&オークションにはWETHが必要に
- ニセモノに注意
- ガス代の安い時間帯に取引する
OpenseaでNFTアートを購入する方法<失敗しない買い方!>のまとめです。
これで、もうあなたはOpenseaでNFTを恐れることなく、買えるハズ。
ニセモノのOpenseaサイトには注意です。
Google検索などでTOPに出てくる「Opensea」が詐欺サイトだった事件もあるくらい!!
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では、いいNFTライフを!
