NFTマーケットプレイスのOpensea(オープンシー)で、NFTアートを出品・販売する方法<失敗しないNFTの売り方>を紹介。
出品/販売時のガス代、NFT作品のキャンセルや削除、値下げのやり方も解説します。
最後は、売上の仮想通貨イーサリアムも取引所で日本円に換金しましょう。
ガス代の安いタイミングもこそっと教えます!
Openseaにアカウント登録まではできたけれど、無事に出品・販売できるか初心者にとっては難易度高め。
ここまで準備してきて、失敗したくないですよね?
初心者専用でマネして貰うだけで分かるように、全手順を公開。
今から始めるNFT販売をマスターしましょう!
なお、Openseaでは必ず仮想通貨のETH(イーサリアム)と、お財布であるMetamask(メタマスク)が必要になります。
Openseaで販売する際には、手数料でガス代(ETH)がかかってきます。
必ず先にETH(イーサリアム)を用意しておきましょう。
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【NFTの売り方】Openseaでの出品方法と販売方法
【NFTの売り方】Openseaでの出品方法と販売方法には、大きく分けて5つの型があります。
NFTアートをどの取引方法で販売していくのか?
一緒に見ていきましょう。
ちなみに「mint(作成)」はアート作品をNFT化すること。
「リスティング」は5つの型のどれかで、「mintしたNFTアート」を出品することを意味します。
NFTの出品方法と販売方法:①固定価格
OpenseaでNFTアート作品を出品・販売するときには、「固定価格」(Fixed Price)が最も使いやすいと思います。
シンプルに”この金額で買ってね”という販売方法。
「mint(作成)」したNFT作品は「プロフィール」でも、「マイコレクション」からでも見れます。
「販売」→「固定価格」→「金額入力」
「期間」は販売期間で、カレンダーを使って細かく設定もできます。
売れなかったら販売前の状態に戻るだけです。
「その他のオプション」では「バンドルとして販売」と「特定の購入者向けに予約」が選べます。
バンドルは同一コレクションであれば複数個のセット売りができます。(後で解説します)
予約はウォレットアドレスを聞いておいて入力。
予約者だけが購入でき、“取り置き”販売ができます。
サービス手数料はOpenseaに納める割合。
クリエイター手数料はNFTをmint(作成)した人に払われる割合です。
クリエイター報酬、クリエイターロイヤリティーと言われ、転売される度に永続的に入ります。
OpenseaはNFT作品が売れた場合にのみ、販売価格から手数料が徴収される仕組み。
転売時、販売者は手数料割合を考えて値付けしないと、合計最大12.5%が売上から引かれるので注意ですね。
「Accept Offer」とは、誰かがあなたのNFTに「オファー」をかけてきている金額です。
その価格で売っても良いなら、Acceptしましょう。
オファーを受ける場合は、「受けた側(あなた)」がガス代を支払う仕組みです。
ガス代とは、Metamaskでの取引処置に必要な費用。
最後に「リスティングの掲載を完了」で出品作業が終了。
NFTの出品方法と販売方法:②オファー受付
OpenseaでNFTアート作品を出品・販売の方法で、次に多いのが「オファー受付」
NFT作品をmint(作成)したら放置するのが一般的です。
もしくは、Twitterなどで「オファー受付中!」と宣伝しておくぐらい。
オファーがくるとメールでお知らせがきます。
もしくは、Openseaの「プロフィール」→「その他」→「受け取ったオファー」から確認もできます。
「単価」が提示された価格で、OKであれば「Accept」
こちらから逆提示/逆提案したければ「交渉」という機能も便利。
Acceptすると、最後の確認画面に。
気をつけないといけないのは、Opensea運営側に支払う手数料と、クリエイターへのロイヤリティが、提示額から差し引かれるということ。
オファーを受けると、ガス代支払いが発生し、取引完了です。
ちなみにオークション販売後、競り落とされた金額にも「Accept」しないと、取引は成立しません。
「交渉」をえらぶと、あなたが売りたい金額で逆オファーがかけられます。
オファーを受けるにあたって一番気をつけないといけないのが「迷惑NFT」からのオファーです。
毎日のように、意味不明なNFTが勝手に届きますが、無視!!
送り主は詐欺師で、自作自演で送った迷惑NFTにオファーをかけてきます。
「買ってくれる!嬉しい!」と飛びつくと、連絡が来たり、偽のMetamaskの承認にすり替わったりするらしいです。(噂です)
また、迷惑NFTに書かれているリンクや、ダウンロードファイルには絶対に触れないこと!
NFTの出品方法と販売方法:③オークション
OpenseaでNFTアート作品を出品・販売する方法、次は「オークション」です。
mint(作成)したNFT作品を「販売」→「時間指定オークション」
「方式」は2種類あります。
イングリッシュ 形式 「Sell to highest bidder」 |
|
---|---|
ダッチ形式 「Sell with declining price」 |
|
一般的なのはイングリッシュ形式。
次が金額設定「開始価格」です。
オークションの開始価格を入力。
コレクション全体の最低価格”Floor Price”より、低い価格では開始できません。
オークション販売時の通貨はWETHとなり、売上もWETHで入ってきます。
「Sell to highest bidder」を選ぶと、オプションで「最低価格を含める」が設定できます。
設定した最低価格以上の入札がなかった時、出品したNFT作品は販売されずに終了。
ただし1ETH以上からしか、入力できません。
オークションの開催期間「Duration」は、『1日、3日、7日』と選択肢があり便利。
時間まで細かく設定できますが、エラーがでやすいようです。
オークション出品にはガス代はかかりません。
「固定販売」と同じで、キャンセルもできますが、ガス代が必要になってきます。
”ダッチ形式”は値下がり式オークションになるので、まずは開始価格を決めます。
どの価格まで下がったら、値下がり終了かは終了価格で決めます。
それでも入札がなければ、設定した期間後に終了に。
売上のWETHをETHに換金する方法は、「お財布アイコン」→「WETHのその他」→「ラップ解除」から、ETHに戻せます。
NFTの出品方法と販売方法:④セット売り
OpenseaでNFTアート作品を出品・販売の方法、次が「セット売り」(バンドル)です。
少額のNFTをまとめて売ったり、タイミングをみてキャンペーン的にまとめセールで値下げして売ったり。
やり方は自由です。
まず、どれか1つのNFT作品から「販売」へ。
「固定価格」→「価格入力」→「その他のオプション」を開く。
「バンドルとして販売」にチェックをいれて、「名前」と「説明文」を自由に入力します。
セットにする他のNFT作品は、右下の「追加」から加えていきます。
バンドル売りは「同一コレクションのセット売り」です。
ちがうNFTとまとめることはできません。
セットが作れたら、左下の「リスティングの掲載を完了」で出品。
「バンドル」で売り出すと、できる作業は出品キャンセルだけ。
セット売りの表示は、NFT画像の右上に「1of〇〇」とタグが付きます。
NFTの出品方法と販売方法:⑤まとめて出品
2022/10月からは持っているNFTをまとめて出品できるように。
プロフィール画面の「収集済み」のコレクションから、好きなNFTの右上の「+」アイコンからまとめ売り設定ができます。
バンドル売りと違い、いろいろなNFTをミックスして、まとめて出品ができます。
「続行」に進むと、各出品NFTに個別で値付けができます。
最後に右下の「List item」で完了です~。
販売したNFTの出品キャンセルと値下げ方法
販売したNFTの出品キャンセルと値下げ方法と、自分のNFT作品の削除について紹介します。
出品のキャンセル
キャセルする場合は、右上の「リスティングをキャンセル」から行います。
ガス代がかかります。
値下げする方法
次はNFT作品の「値下げ」をしたい場合。
出品後の値上げはできませんが、値下げはガス代無料でできます。
「価格を下げる」→Metamaskでサイン。
カンタンですね。
自分のNFT作品の削除
最後が、出品した自分のNFT作品の「削除」です。
「編集」→ページ下部の「アイテムの削除」へ。
最後の「アイテムの削除」をクリックすると、もうMetamaskは起動せずに、一気に削除されます、気をつけてください。
削除できるのは、もちろん自分が所有している自作のNFT作品のみで、販売したものは不可能。
ガス代は無料です。
考えようによっては、ガス代のかかる「リスティングのキャンセル」よりもいいのかもしれません。(ゼロからNFTをmintしなおす面倒くささはあるけど)
【NFTの売り方】売上を取引所に送金して円に換金する
Openseaで出品したNFTが売れたら、MetamaskにETHが売上として入ります。
国内の暗号資産(仮想通貨)取引所にイーサリアムを送金して、日本円に換金しましょう。
スマホから送金操作ができて、換金手数料が安いbitFlyer(ビットフライヤー)がオススメ。
手順は以下を参考に。
【NFTの売り方】Openseaでの出品方法と販売方法のコツ
OpenseaでNFTアートを売るときの失敗しないコツを紹介します。
初心者は右も左も分からないので、意識してマネるだけでOK。
ガス代のかかるタイミングを覚える
OpenseaでNFTアートを出品・販売するときは、ガス代のかかるタイミングを覚えましょう。
イーサリアムチェーンでのガス代は、ETHで支払いますよね?
ガス代が安いタイミングで、オファーをAcceptするなど工夫しましょう。
次でも解説します。↓
ガス代の安い時に始める
Openseaで初めてNFTアートを出品・販売するなら、ガス代の安い時に始めると、数千円は節約できます。
この差は結構でかい。
ガス代は世界中の人々が、イーサリアムチェーンでのサービスを同時刻に利用すると、取引決済が渋滞をおこします。
実は高いガス代を上乗せして支払った人から、優先で取引処理をしてくれます。
この仕組みで、ガス代がどんどん高騰するのです。
まずは「ethereumprice」。
ガス代価格の推移と混み具合がグラフで表示されるので、一発で区別ができます。
自動で日本時間表示なので、比較的「昼過ぎから夕方まで」が安いように判断できますね。
もう1つが「ETH GAS STATION」です。
「Gas Price (legacy):〇〇」に注目。
- 5~10:安い
- 10~20:標準
- 20以上:高い
※2023年1月時点です
これも参考になります。
人気のNFTの販売や、De-Fiでの取引が活発になったりすると、しばらく高騰する時期があります。
余裕があるなら、待ってみるのもいいでしょう。
ブロックチェーンを変える<格安Polygon>
OpenseaでNFTアートを出品・販売するときに、どうしてもガス代費用がなかったら、ブロックチェーンを変えるのもアリです。
Polygonチェーンで出品・販売するのです。
市場規模が小さく、マイナーな作品が多いですが、魅力はガス代が安いこと。
数十円ほど。
その代わり、少し設定が必要です。
OpenseaでPolygonチェーンを使いこなすなら、【2023年6月最新】OpenseaをPolygonで始める方法<NFT初心者向け>をお読みください。
まとめ【NFTの売り方】Openseaでの出品方法と販売方法
- 販売方法は5種類
- 固定価格、オファー
- オークション、セット売り
- まとめ出品
- ガス代のタイミングを覚える
- ガス代の安いときを意識する
- 格安のPolygonチェーンもやってみる
OpenseaでNFTアートを出品・販売する方法<失敗しない売り方>のまとめです。
ガス代のタイミングが慣れるまでは難しいですが、少しずつ慣れていきましょう。
NFTの買い方をマスターしたい方は、引き続き【NFTの買い方】OpenseaでNFTを購入する手順<2023年6月最新>をご覧下さい!
繰り返しますが、売上はMetamaskに入りますので、Metamask→bitFylerに送金して、日本円に換金すればOKです。
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