Braveブラウザを導入したけれど、同期方法やインポートとの違いが分からない方が多いと思います。
この記事では、iPhone、Android、PC同士をぞれぞれ同期する方法を解説しています。
基本的な手順と、注意点、同期の削除方法も合わせご覧下さい。
あなたが同期をしたいデバイスの組み合わせを選んで、必要な箇所を読んでみてください~。
Braveの同期の仕組み
Braveブラウザの同期の仕組みについて理解しましょう。
ずばり「インポート」と「同期(Brave Sync)」があります。
「インポート」との違い


「インポート」は一方通行のデータ移行。
主にPCなどに初めてBraveブラウザをインストールし、今まで使っていたChromeやEdgeからブラウザ設定を移行するときに使います。
対して、「同期(Brave Sync)」は、継続的なリアルタイムデータ共有のこと。
紐付いた他のBraveデバイスと日々のブラウザ内容を共有し続けます。

例えば「すべて同期」と設定すると、デバイス①でブラウザにブックマーク保存した内容が、デバイス②でも③でも共有されます。
同じように、デバイス②のブラウザから削除したブックマーク内容は、デバイス①と③からも削除されます。

同期設定のカスタマイズで、デバイス②でブックマーク保存同期を「OFF」にした場合、もしデバイス①でブックマークが追加された場合は、デバイス③としか共有されません。
デバイス②はスルーされます。

同じ条件で、デバイス②にブックマークが追加された場合、デバイス①と③はスルーして共有されません。

同期できる内容

Braveブラウザで同期できる内容は以下。
PCでは「すべて同期」と個別に同期できる「同期をカスタマイズする」が選べます。
Braveの同期方法(PC→iPhone)

おそらくBraveブラウザの同期で一番多いパターンが「PC→スマホ」だと思います。
iPhone(iPad)に同期する手順を紹介。
手順1:「設定」をひらく

Braveブラウザのホーム画面右下。
「設定」→「同期」→「同期機能を利用開始」へ。
手順2:「新たな同期チェーンを開始する」


「新たな同期チェーンを開始する」から「スマホ/タブレット」を選択。
QRコードを表示させます。

手順3:iPhone側で「Brave Sync」

iPhone側にもBraveブラウザへ。
右下「・・・」から「設定」→「Brave Sync(同期)」へ。
「既に同期コードを持っている」をタップ。

カメラが起動するので、PCで表示されているQRコードを読み取ります。
これで同期はOK。
手順4:同期内容の設定をする

同期したい範囲を決めます。
ただし、PC側で「すべて同期」を選択しても、現状iPhoneでは『ブックマーク、履歴、パスワード、開いているタブ』の4項目しか同期はできません。
iPhone側の「Brave Sync」から「SYNC設定」で、ON/OFFで設定しましょう。

例えば、ブックマークをONにすると、「設定」→「ブックマーク」に行くと、「パソコンのブックマーク」フォルダが追加されています。
中を覗くと、パソコンのブックマークがズラッと共有されるようになっています。
Braveの同期方法(PCからAndroid)

次は、PCからAndroidにBraveを同期する方法を見ていきましょう。
基本はiPhoneと同じです。
手順1:「設定」をひらく

PCの「設定」から「同期」へ。
iPhoneと同じ流れですね。
手順2:「新たな同期チェーンを開始する」

「同期機能を利用開始」から「新たな同期チェーンを開始する」を選択。
「スマホ/タブレット」からQRコードを表示させます。
手順3:Android側で「同期」

Android版Braveブラウザの右下「・・・」から「設定」へ。
「同期」から「既に同期コードを持っている」をタップ。
カメラが起動するので、PCのQRコードを読み取って完了です。

手順4:同期内容の設定をする

Androidで共有できる項目は以下。
Androidの同期画面、下部にある「データ設定」からできます。
Braveの同期方法(iPhone→PC)

iPhone(iPad)のBraveブラウザの設定をPCに同期するパターンも見ていきましょう。
手順1:「設定」→「Brave Sync」

iPhoneのBraveブラウザ、右下「・・・」より「設定」
「Brave Sync」をタップ。
手順2:「新しい同期チェーンを開始する」

「新しい同期チェーンを開始する」から「コンピュータ」を選択。
「同期コード」が表示されるので、コピーして同期したいPC側にメールなどで送信。
手順3:PC側で「同期設定」

同期先のPCのBraveブラウザ、「設定」→「同期」へ。
「同期コードを持ってます」を選択し、先ほどの同期コードをペーストで完了。
手順4:同期内容の設定をする

iPhoneと同期する場合は、最大でも『ブックマーク、履歴、パスワード、開いてるタブ』
だけしか共有されません。
例えばiPhone側で「ブックマーク」をONにすると、同期したPCのブックマークにも「モバイルのブックマーク」というフォルダができ、リアルタイムで共有されます。
他の事例として、PC側の「履歴」をiPhoneに共有したくない場合は、「同期をカスタマイズ」の「履歴」をOFFにします。
Braveの同期方法(Android→PC)

Android版BraveブラウザをPCに同期する方法もどうぞ。
これもiPhoneと同じ作業になります。
手順1:「設定」→「同期」

Android版Braveブラウザのホーム画面、「・・・」から「設定」へ。
「同期」を選択します。
手順2:「新しい同期チェーンを開始する」

「新しい同期チェーンを開始する」から「コンピュータ」をタップ。
同期コードが表示されるのでコピーして、同期先のPCにメールなどで送信。
手順3:PC側で「同期設定」

PCのBraveブラウザ、右下の「設定」から「同期」へ。
「同期コードを持ってます」を選択。
ペーストして同期完了です。
手順4:同期内容の設定をする

例えば「ブックマーク」を共有許可した場合、PC側にも「モバイルのブックマーク」フォルダが追加されます。
Braveの同期方法(スマホ→スマホ)

Braveの同期の中でも、「iPhone→iPhone」や「Android→Android」「iPhone→Android」のパターンもあると思います。
どちらでも「同期(Brave Sync)」→「新しい同期チェーンを開始する」。
「スマホ/タブレット」からQRコードを表示させます。

同期先のスマホでも「同期(Brave Sync)」から「既に同期コードを持っている」をタップ。
カメラが起動するので、QRコードを読み取って終了。
基本は同じですね!
Braveの同期方法(PC→PC)

1台目のBraveの「設定」→「同期」へ。
「新しい同期チェーンを開始する」から「コンピュータ」を選択。
同期コードをコピーして、2台目のPCにメールなどで送信。

2台目PCのBraveから「同期」→「同期コードを持ってます」へ。
ペーストして同期終了。
PC同士は同期項目が多いので、うまくカスタマイズしましょう。
1台目と2台目をまったく同じように使いこなすなら、「すべてを同期する」でOKです。

両方で「Brave Rewards」をONにしておくと、コツコツ仮想通貨BATが貯められるので、オススメです。
仮想通貨BATについては『【大解剖】Braveで受け取った仮想通貨BATとは?将来性と使い方』で解説しています。
Braveの同期の変更と削除

Braveの同期の変更や削除も手軽にできます。
PCで設定変更と削除をする

PCでBraveを使っていて、他のデバイスを同期連携から外したい場合もありますよね?
「設定」→「同期」から「デバイスのリスト」を見ます。
同期されているデバイスが一覧で出ているので、「×」から同期を外すことができます。

今度は、PCのBrave自体を同期してる他のデバイスから抜けたいとき(同期削除)について。
「設定」→「同期」の一番最下部へ。
「同期チェーンから離れる」を選択すればOKです。
iPhoneで設定変更と削除をする

iPhoneから同期の変更と削除をする場合についてです。
「設定」→「Brave Sync」に行くと、同期されているデバイスが一覧で表示されています。
同期を削除したいデバイスをタップすると「デバイスの削除」と出るので、手軽に切り離すことができます。
Androidで設定変更と削除をする

Android版Braveブラウザの同期の変更と削除も同じです。
「設定」→「同期」へ。
Brave同期方法についての注意点

Brave同期方法についての注意点と、よくある質問をまとめました。
同期コードとQRコードは秘密にする

Braveの同期コードやQRコードはめちゃくちゃ大事なので、決して他人に見せないようにしましょう。
他の人に知られるとデバイスの同期が可能となり、プライバシー情報(住所、決済手段)なども見られる可能性があります。
インポートとは何が違うのですか?

インポートは主にChromeやEdge、Safariからブラウザ設定をBraveブラウザに反映させる時に使います。
最初の一度きりで、「引っ越し」のようなもの。

その後、以前使っていたChromeやEdge、Safariでブックマークを追加しても、検索して履歴を残しても、Braveブラウザには反映・共有はされません。
対して、Braveの同期(Brave Sync)は、Braveブラウザを導入したデバイス間で、継続的にリアルタイム共有されます。
Safariからインポートができない場合

MacユーザーはSafariからインポートすることが多いと思います。
MacOS Mojave 10.14.4以降のmacOSでは、デバイスのシステム設定からBraveにフルディスクアクセス権限を与える必要があります。
詳しくは公式サイトをご確認ください。
ブックマークのインポートやエクスポートについて

PCで「設定」→「Get Started」からブックマークのインポートができます。
エクスポートは「設定」→「ブックマーク」へ。
右上の「・・・」(縦点)からエクスポートができます。
詳しくは公式サイトをご確認ください。
仮想通貨BATは同期されますか?

各デバイスで貯めた仮想通貨BATは同期されません。
それぞれのデバイスで独立して貯まっていきます。
ただし、bitFlyerは複数デバイスの連携がOKなので、1つの口座アカウントでまとめましょう。


自動で合計報酬が入金されます。※BATは毎月「推定報酬」なので、誤差は発生します。
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iPhoneで同期ができていない

iPhone(iPad)が同期できる内容は以下。
PCやAndroid版Braveブラウザよりも少ないので注意が必要です。

【全手順まとめ】Braveの同期方法 <iPhone,Android,PC>

Braveブラウザの同期方法をまとめてみました。
おそらく多くの方が、PC→スマホの同期。
そして一番便利なのは、複数のPCを使い回すときではないでしょうか?
PC→PCの同期ができていれば、ブクマや履歴、カードの支払い情報なども共有できるのでサクサク2台目も使いこなせます。
PCやAndroid版Braveブラウザで同期できたら、忘れずに「Brave Rewards」をONにして仮想通貨BATを貯めましょう。
複数デバイスで稼げます。
詳しくは『【コツと裏ワザ】Braveでの仮想通貨BATの賢い貯め方と稼ぎ方』でマルッと分かりますー。