この記事では、Braveブラウザが中国と関係していると怪しまれてしまう理由について解説しています。
結論、Braveブラウザは中国と関係もなく、危険性もありません。
では、なぜ怪しまれてしまうのか…。
実際にGoogleでキーワード検索をすると、自然と「Braveブラウザ 中国」と出ます。
また、Yahoo!知恵袋でも、Braveブラウザと中国の関係を不安視する質問も見られました。
そこで、今回は海外のサイトまで徹底的に調べ、Brave運営にも問い合わせを実行。
Braveブラウザと中国の怪しい噂の原因を突き止めました。
ぜひ、最後までお読みください。
Braveブラウザが中国と関係していると怪しまれる3つの理由
Braveブラウザが中国と関係していると怪しまれる3つの理由は以下。
順番に解説していきますね。
1:監視ネット社会のインパクト
中国の監視社会は世界でも有名です。
特にインターネット規制は厳しく、検索できない情報もあるくらい。
世界的メディア「ニューヨークタイムズ」でも取り上げられ、中国政府の監視、情報収集の脅威は、ネガティブなイメージで広がっています。
このことから、新しいネット関連サービスやテクノロジーが登場すると、「どこの国のサービス、製品だろう?もし中国だったら怖いな・・」と過剰に反応してしまいます。
アメリカでさえ2013年、PRISMと呼ばれるデジタル監視プログラムを導入しており、さまざまなインターネット企業のあらゆるオンライン情報にアクセスできることが明らかになり問題となりました。
これも衝撃的なニュースでした。
2:HTC ExodusでBraveブラウザが採用されたから
2018年12月、台湾の電子機器メーカーであるHTCがブロックチェーン対応のスマートフォン「Exodus(エクソダス)」を販売しました。
Exodusに搭載されたブラウザがBraveで、Brave SoftwareのCEO・Brendan Eichも喜びを表明していました。
We are very happy to have @Brave as default browser & to be working with HTC on their Exodus phone: https://t.co/J5WQrqODKa
— BrendanEich (@BrendanEich) December 8, 2018
問題は、中国と台湾の関係。
実際に中国企業HUAWEI (ファーウェイ)の5G機器は、中国のスパイ行為に対する懸念から、一部の欧米市場で販売を禁止されています。
世界から見ると台湾企業も中国との関係性が深いと見えてしまうので、台湾HTC社とBraveのつながりから不安を感じたユーザーもいました。
しかし、Braveブラウザ自体が単独で広告ブロック、トラッキングブロックなど個人情報を抜かれない設計のため、商業的なつながりだったと、今では落ち着いています。
ソース:https://marketrealist.com/p/who-owns-brave-browser/
3:Brave紹介プログラムでの不正
Brave紹介プログラムとは、ユーザーがBraveブラウザを友だちなどに紹介し、ダウンロードして貰うと、紹介料として仮想通貨BATが得られる仕組みでした。
大人気で新規ユーザー獲得の大きな原動力になりました。
いっぽうで、特定の国で集中的に不正行為が発覚。
2020年6月以降、中止に。
不正の多い国として特定されたのが以下5カ国。
「不正行為をするユーザーが多かった国」というニュースは、Braveブラウザの開発・運営とはいっさい関係がありません。
しかし、中国を含む数カ国がBraveブラウザを騙し、出し抜こうとした事実は、「中国(政府)にやられたBrave」という極端なイメージを増長させる原因になったかもしれません。
最後に、Brave運営にも直接聞いてみました。
Braveブラウザの開発・運営に中国政府はいっさい関係がありません。
危険性は感じられず、怪しくないというのが結論です。
Braveブラウザの危険性→大丈夫
Braveブラウザと中国との関係がないことが分かっても、他の心配や疑問を持っている読者もいるでしょう。
次はここも解説していきます。
さらに詳しく知りたい方は、『【調査報告】Braveブラウザに危険性があるのか、1年半使ってみて分かったこと』をご覧下さい!
詐欺じゃないの?
Braveブラウザは広告主とユーザー、クリエイターを仮想通貨BATを流通させることで成り立たせている、新しい広告ビジネスモデルです。
強制的な課金もなく、PC、iOS、Androidともに無料。
僕も利用して1年半になりますが、ずっと無料で使ってます。
開発元は?
Braveブラウザの開発元は、アメリカのカリフォルニアにある「Brave Software」
プログラミング言語「JavaScript」の開発者として知られている、Brendan Eich(ブレイダン・アイク)氏が中心となって作られました。
HPでも会社の住所公開や運営陣の顔出しもしています。
セキュリティは?
2020年、トリニティ・カレッジのレポートでは、『Chrome・Safari・Firefox・Edge・Yandex・Braveを比較調査したところ、Braveブラウザが最もプライバシー性が高い』と結論づけられました。
Braveブラウザの特徴
Braveブラウザと中国は関係ありませんし、詐欺でもありません。
だんだん、不安も落ち着いてきたのではないでしょうか?
次は、そんなBraveブラウザの特徴をザッと紹介します。
1:完全無料
Braveブラウザは完全無料。
より堅牢なセキュリティーこだわるなら、有料VPNなど使えますが、普通使いでは無料の状態で大丈夫です。
2:広告ブロック
Braveブラウザは、ウェブサイトやYoutubeの邪魔な広告を自動でブロック。
これが初期設定でそのまま使えます。
難しい設定を1つずつして・・、なんてことはありません。
3:プライバシー&セキュリティー保護
Braveはブラウジング中の個人情報を勝手に収集しないので、プライバシー保護に繋がります。
これもBrave運営に問い合わせて回答ももらえています。
4:表示速度が速い
BraveブラウザはChromeやFirefoxと比べると表示速度が速いです。
比較するとPCで2倍、スマホで最大8倍のウェブページの読み込みを実現。
理由は無駄な広告をカットし読み込まないから。
5:仮想通貨BATが貰える
Braveブラウザでは、自分が関心のある広告だけをONにするとこができます。
何も見たくなければOFFでOK。
広告は背景画像のように表示されるので邪魔になりません。
表示させているだけで、コツコツ仮想通貨BATが報酬として貰えます。
【結論】Braveブラウザは中国と関係していない→大丈夫
以上のことから、Braveブラウザと中国の関係をネガティブに膨らまし、不安に思うユーザーがいたと思われます。
じっさいは、関係なく運営の見解でも明らか。
安心して使っても大丈夫です。
その証拠に全世界で5,000万人のユーザーがいて、右肩上がりに増えています。
Braveブラウザ始め方は『【2023年最新】Brave(ブレイブブラウザ)の使い方・教科書<初めての人専用>』をお読みください。
なお、仮想通貨BATを受け取るには、暗号資産取引所の『bitFlyer』の口座開設が必要。
10分ほどで無料でできます。
\受け取りに必須/
/BAT→円に換金\
<口座開設は完全無料>
<1円からの積立もできちゃう>